鈍色のバタフライ 感想
クリア日:2016/09/19
一周目
キャラの個性もあまり掴み取れず、つばさや森野さんの豹変に驚いた。
そして、まいの存在と黒幕との関係。
レイという、隠れ実妹の存在
見せ場だと思ったとこは、
- レイと桜の三角関係にヒビが入って言い合いをしていたとこ
- 桜の考察力
- 大介、桜、祐二の幼なじみとしての最後
- ルナの考察
- 絶対絶命な時、まさかのまいの裏切り
- レイ、祐二、生還
- レイが兄さんと声を出して呼ぶシーン
7場面がぐっときました。
二周目
まず二周目があることにびっくりしました。
バタフライゲーム開始から、赤表示で各キャラの思っていることが出ます。
正直、犠牲者の役割の巴は誰にやられたのかとか、一周目で明らかになっているつばさの動きとかワクワクしました。
私的にびっくりなのは、最初はつばさは手を加えていない点なんだよね。
ジャッジ役のまいだなんて。
でも、まいは巴の最後の言葉がちらついて、薬を送ったりして、変わった行動だった。時には、大介を励ましたり。いくらジャッジ役でも、そこまでしないだろう?そこはまいが大介らと接して変わりつつあることだと思う。そしてその決定打が、巴のルナだけは助けてあげてって言葉。
まいが隠蔽者として送った注射器は2つとも薬だった。そこは、まいの気まぐれなのか優しさなのか、個人意見になるけど、両方かなって。
まいの行動と感情の揺れは、二周目だけの特権であり、ありがたかった。
つばさについては、馬鹿な首謀者かなと。
自分で駒といった森野さんに裏切られるわ、大介という存在に揺られすぎ。どんなけ、大介嫌いなの?ってくらい、最後までしつこい。
レイにも見破られるわ、桜にも見破られるわ、こいつの行動は単純すぎ。だから、実の父に自分の野望を知られ、バタフライゲームに参加させられたんだわ。性格はかなり悪い。悪いけどバカ。
まあ、祐二と違った意味のバカだけどね、祐二は単純だから、単純な行動しかとれない。
まあ、思考はまあまあ面白かったよ。
もうちょいゲスさは欲しかったけど。
森野さんについては、つばさに恋をしてる訳でなく、自分自身が可愛いから守ってほしくて無条件に従っている。
そんな森野さんは、日にちが経過していくことにヤンデレになっていく。
守護者であるのに、自分可愛さに大介を裏切る姿は偽善者にしか見えない
しかし、最後、黒幕から大介を守って勇気を出すとこは、大介の行動のおかげだなと。
桜については、個人的には、鋭い考察をして色々当たってた部分もあり、リタイアしてほしくはなかった。女の子らしい部分もあり、レイと正々堂々と勝負するシーンが見たかった。
だが、祐二が後に生き返り、桜がリタイアしているとこを見てしまう絶望を味わうとこは、よかった。
桜のリタイアはその部分ではいい。
レイについては、兄さん(大介)への思いが溢れており、悲しい過去がありながらも、前に進む姿、次に生き返った時は妹として接していこうと決断する心、そんな心情がよかった。
よいゲームでした。
ボイスなしですが、そんなの気にならず、二周目もじっくり読めてよかったです。
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